2015年10月12日月曜日

読書と手紙

まったり連休を過ごしました。あっ、この時間だとまだ連休期間に入るのか…

借りてきた本、3冊読了。

本の感想。(読んだ順)

○石田衣良「眠れぬ真珠」
45歳の女性と28歳の男性のあふれるばかりの恋愛小説でございました。
テレビや映画で見るようなキレイな話。キレイ過ぎて現実感がなかったな。自分の現実からかけ離れているだけかしら(笑)
主人公の年齢、それから仕事(自分の仕事と比べるのはかなりの差はあるけど)のことで共感できる部分があり最後までしっかり読みました。

読み終わった後、以前読んだ石田さんの「1ポンドの悲しみ」をの中にある「声をさがしに」が読みたくなりました。10の短編の中でこの話だけが印象に残っているんですよね。

○眉村卓「新・異世界分岐点」
眉村さんの本を読んだのって、中学生のとき以来かな。それもあって懐かしい気持ちで読みました。6つの短編で構成されていて、読みやすくてさらっと読み終わりました。気軽に読めますが、SFというか不思議な話は、ふとしたときに「自分だったら…」なんて考えてしまいます。

○湊かなえ「往復書簡」
3編の短・中編。それぞれが手紙のやり取りで進んでいきます。毒というか傷を抱えている登場人物がどのようにして向き合うか、湊さんならではだなって思います。
湊さんの本は、たまにややこしく感じることもあって、何もそこまで…ってときがあるんですよね。それもあって、ミステリーではない「山女日記」「絶唱」の方が好きです。

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湊さんの本を読んでいたら手紙が書きたくなり、久しぶりに友達宛てに書きました。


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