2016年6月26日日曜日

映画感想文

映画「アリスのままで」(2014年アメリカ)を見ました。
若年性アルツハイマー病と診断された女性のお話で、ジュリアン・ムーアは、この作品で第87回アカデミー賞で主演女優賞を受賞しました。

淡々と進みますが主人公の顔つきや動作で病気の進行がよくわかります。ジュリアン・ムーアって俳優さんはすごいですね。睡眠薬のエピソードが「それすらも…」って感じで切なかった。
基本的に主人公目線で、ときどき画面全体がぼんやりとします。実際にそう感じるのかイメージなのかわかりませんが、見る側には主人公の内面がダイレクトに伝わる表現だったように思えます。

この映画での本人と家族との関係、誰がよくて誰が悪いとか言えないし難しい。
患者と家族の向き合い方で思い出すのが、吉田秋生さんの「海街diary」というマンガの中にある「蝉時雨のやむ頃」というエピソード(1巻のはじめのお話)です。
(詳しく書こうかと思いましたがいろいろ考えてしまって先に進めず断念…)

自分、そして家族の健康、大切です。

映画を見ていたら、この先10年くらい忙しく過ごしたいなって思いました。
仕事はもちろんですが、趣味や好きなことなどもっと世界を広げたい、自分のできることを知りたいって思いました。

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