2018年3月1日木曜日

映画を見に行く

昨年から県内での上映を心待ちにしていた映画を見に行ってきました。

「希望のかなた」アキ・カウリスマキ監督作品
http://kibou-film.com/

「難民3部作」の2作目。だけど、監督は引退を表明しているという不思議。
前作の「ル・アーヴルの靴みがき」が明るい未来を感じさせる作品だったので、今回もそんな感じかなと思っていたら、見る側に判断を任せる形で終わりました。このパターンは後々まで引きずるんですよね。今作を見た後で、前作を振り返ると少年のその後を考えてしまいます。

簡潔なセリフと喜怒哀楽を抑えた演技。そして対照的な音楽。
アキ・カウリスマキ監督の映画です。この世界観が好きです。
難民問題をテーマにしているため重いけど、そんな中でも小さな笑いどころもあります。
売上が落ちているレストランの解決策が日本食(寿司)。でも付け焼刃だから散々な結果になることは誰にでも予想できます。お寿司の上にあんなにワサビを乗せたらダメでしょう(笑)

それから犬のコイスティネンがかわいい!
これまでの作品には監督が飼っている愛犬が登場します。

次回作、きっとあると思うので楽しみに待ちたいと思います。


映画好きですが自宅で見るのがメインで、映画館に行くのは約1年ぶり。
おまけに住んでいる市内ではなく、車で1時間かけて見に行きました。
市内でもわたし好みの映画が上映されるといいんだけどなぁ。
あっ、でも3月中旬から公開のディズニー/ピクサー映画「リメンバー・ミー」は市内でも上映するから行こうかな。

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