2016年3月15日火曜日

映画感想文

○「トラッシュ!-この街が輝く日まで-」(2014年 イギリス/ブラジル)

スティーヴン・ダルドリー監督の作品。これまでの作品もそうだけど、この監督は少年の描き方が上手です。

ブラジルのゴミ山に暮らす3人の少年が偶然見つけた財布によってこれまでの生活が一転します。
ほのぼの冒険ものではなく銃は出てくるしひどい仕打ちを受ける。多くの困難の中で少年たちが動く理由は「正しいことだから」。まっすぐだ。

テンポよく謎解きをしちゃうのはどうだろう?と思いましたが、子どもの想像力と好奇心、やらなければいけない使命感もあるかもしれないと解釈しました。

オリヴィア役の俳優さんは「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラだったのね。雰囲気が違うからわからなかった。

わたしの知っているブラジルはごくわずかな一部分で、この映画の中でのブラジルはどこまでが事実なのかよくわかりません。でもそういう暮らしもあるのだろうなって思います。
今年のオリンピックの開催地はリオデジャネイロ。ブラジルという国を知る機会が増えるかな。

それにしても予告編って軽くネタバレがあったりするので危険です。

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