2017年8月26日土曜日

念願の展覧会


ずっと行きたい!見たい!と思っていた「近藤善文展」にようやく行くことができました。
開催期間終了間近で、この機会を逃したら次はいつにになるのか…と不安でしたが、無事に行くことができてよかったです。

入ってすぐにあった「未来少年コナン」や「赤毛のアン」の原画を見たときには思わず泣きそうになりました。わたしが近藤さんを認識したのが「赤毛のアン」のLDボックス用イラストで、そのイラストを見ることができてとても嬉しかったです。
描き込む情報量の多さ、逆に原画の何もない空間にある自分物一人の表情と動き、1枚の絵から伝わる躍動感と世界の広がりを感じることができます。どちらかと言えば初期の頃が好きで、映画を見る機会はなかったので映画関連の資料は新鮮でした。たくさんの原画やイラストを見ることができて大満足。

近藤さんの作業指示や絵に添えられている文章から几帳面な印象を受けました。それから丁寧でやさしい。誰かに指示を出すときに「様」が付いているのを見ていいなって思いました。
あと「耳をすませば」の指示で登場人物の女の子に「赤毛のアン風」と書いてあって、ちょっとニヤッとしました(笑)
それから「リトル・ニモ」のパイロット・フィルムを見たら大友克洋さんを思い出しました。雰囲気かな。

初めて見たものもたくさんあって、その中でも70年代のスケッチに惹かれました。
その頃の雰囲気が伝わるステキな絵で、思わず「これほしいっ!」って思いましたが残念ながら関連するポストカードなどはありませんでした。

行くことができて本当によかったです。できることならもう一度行きたいけどちょっと難しいかな。

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